ブログ

屋根のコケってどうしたらいんですか?!

屋根のコケってどうなの?!

屋根のコケってどうしたらいんですか?!

そんな質問を受けることがあります。

 

でもコケによって雨漏りしたというケースは聞いたことがありません

またコケによって屋根材が割れたとか そういう事例も聞いたことがないです

 

苔というのは 屋根材がどうというよりも 環境による要因です

付着した後に 流れやすいツルツルとした屋根材はあるものの

つかないということはありえません

ちなみに屋根カバー工法などでよく使われるガルバリウムの「横暖ルーフ」などは流れやすい屋根材の一つです

 

 

なぜならば環境が 要因だからです

例えば 家の裏側に畑があるとか 湿気の多い場合に生えやすいようです

対策としては屋根カバー工法の 屋根材を 苔の色に近くグリーンなどにすると目立たなくなるので良いでしょう

屋根カバー工法の相談は「屋根外壁カバー専門店」まで

屋根塗装はやっても性能的には意味無いですよ

スレート屋根の 縁切り無しの塗装が後を絶ちません

 

スレート屋根(コロニアル)の縁切りは 屋根塗装と セットで行うべきもので 必要不可欠な工事です

 

縁切りしていないスレート屋根塗装

 

 

ただ 塗装屋さんの中には屋根に詳しくない人もいるようで

 

屋根が とそうしてあり、綺麗になっていれば 大丈夫 と思っている人も多いと思います

 

ただここには大きな落とし穴があり スレート屋根(コロニアル)の縁切り行わないと

雨漏りに発展する恐れがあります

 

スレートメーカー最大手「kmew」のメンテンスマニュアルより

 

 

今回は 4,5年前に屋根塗装をしたのですがスレート屋根(コロニアル)の縁切りをしていなかったようで 天窓の周囲から雨漏りが発生しました

 

雨水の侵入によりサビた釘

 

 

天窓の周囲などは 屋根面で雨漏りが発生していると 真っ先に雨が入りやすい場所です

 

なぜならば 屋根に開口部分が存在するからです

 

赤線が縁切りしていないことで侵入した雨水が通った跡

黄色い丸が釘穴

じわじわ雨水が侵入していることがわかる

 

 

スレート塗装に費用かけるくらいなら

性能もアップするカバー工法の方が長期で考えるとずっとお得です。

 

スレート屋根のメンテンスって?!

コロニアル(スレート)の 棟板金交換について

 

コロニアル(スレート)屋根で もっとも最初に劣化するのは

 

 

棟板金です。

 

ほとんどの場合 下地の 木(貫)が 雨水による 収縮で いたんでしまい

 

 

釘が効かなくなってしまう

 

または 棟板金自体が 錆びてしまい 交換せざるを得なくなってしまう

 

一度すべての棟板金を撤去します。

 

 

棟板金の交換も 足場がなければできない工事ですので

 

 

 

お勧めは 塗装などで足場がかかったタイミングで行うのがもっとも理想的です

 

今回も 外壁塗装を 一緒に棟板金も交換しました